カテゴリ:生活や行事の様子
7/10 友達と一緒に・・・

ホールでアスレチックを作ったぱんだ組さん。

たくさんの巧技台を使い、数や高さを調整しながら、階段ができました。

9段もある自慢の階段です。

階段をトノトントンと駆け上がると、滑り台が続いています。

すると困った様子で「はしごをかけたいけど、巧技台が足りない」と

先生に訴えるA君。先生は、友達に相談してみるよう提案します。

そこで、Aくんは、巧技台を譲ってほしいと、トンネル作りにとりかかっていた友達に

自分の思いを伝えに行きます。

A君の思いを聞いて、

「A君も使いたいんだって」「どうする?」

「ちょっと低くする?」「でも、せっかく作ったのに」

とそれぞれの思いが葛藤します。

そんなやりとりの中で、A君は、「僕もトンネル作ろうかなあ」

「入れて」と仲間入りします。

友達が自分の思いを受け止めて、どうしようかと考えてくれた。

その思いを受け止めたとき、自分の気持ちに折り合いを付け、

仲間になって一緒に遊ぼうと切り替えたA君。

A君の思いに気付いて、仲間として受け入れた友達。

いろいろな思いに触れながら、こどもたちは、

人とのかかわり方を学んでいきます。

ぞうの部屋では、音楽をかけて、友達と動きを合わせたり、楽器をもってリズムをとったり、

楽しく遊んでいましたが、「お客さんにみせたいね」とショーごっこが始まりました。

「入れて」と仲間も増えて、役割分担しながら遊びを進めていきます。

お客さんの座席も、ソーシャルデイスタンスをとっています!

年長組でのショーが大成功!そこで、今度は、

「うさぎ組さんも招待したいね」と年中さんをよびにいきました。

ところが、活動のタイミングが合わず、今日は、うさぎ組さんにきてもらうことができませんでした。

すると「今度呼ぶときは、何時にきてくださいって言いにいこう」

「でも、何時だといいかなあ」と一緒に遊べる時間を考えたり、

「うさぎ組さんがショーの場所が分かるようにしよう」と

地図をつくったり・・・

うまくいかないことがあっても、そこから、どうしようかと

考えを伝え合う姿が見られます。

思うように遊びが進まないこともたくさんありますが、

うまくいかないことこそ、学びのチャンスですね。

公開日:2020年07月10日 16:00:00
更新日:2020年07月10日 17:32:08