江東区立平久幼稚園

今日はおうちの方を招待して「こどもかい」を行いました。自分たちで力を合わせて創り上げた劇「もりのなかのふしぎなあな」をおうちの人たちに観てもらうのを楽しみにしていたこどもたちは、ドキドキするよりワクワクする気持ちの方が勝っていたようです。元気いっぱい楽しみながら表現していました。

ぱんだ組は、自分の役だけでなく、背景を場面ごとに変更したり、音響の役割を担ったりして見えないところでも劇が楽しくなるような工夫をしていました。ハプニングがあっても、友達と助け合い立て直そうとする姿もあり、年長として劇を中心になって進めていこうとする逞しさを感じました。役になって表現する楽しさ、仲間とのつながり、友達と力を合わせる喜びや充実感を感じながら、最後までにこにこ笑顔で表現することができました。

劇の後は、みんなで気持ちを合わせて歌や合奏に取り組みました。うさぎ組は、楽しく歌い、ぱんだ組は歌詞の意味を考えながら心を込めて歌いました。最後の曲「あおいそらにえをかこう」は、幼稚園の仲間としての一体感を感じる歌声でした。みんなで創り上げた「みんな　かがやく！こどもかい」は、大成功でした。おうちの方からたくさんの拍手や嬉しい感想を直接聞くことができたこどもたちは、大きな喜びと満足感を感じることができたようです。

こどもかいが終わった後、「そういえば、まだピクニックしてなかったよね。」という声があがりました。劇の最後は穴の中から抜け出して「ピクニックをしよう」「みんなでダンスをしようよ」と楽しくダンスを踊って幕が閉じるのですが、こどもたちのイメージはまだ続いていたようです。

そこで、昼食時に劇で使った森で、役になってピクニックを楽しみました。お弁当を食べながら楽しそうに会話を交わす姿から、こどもたちにとって、こどもかいの劇は行事として途切れてしまうのではなく、行事も遊びも生活も全てつながっているということを実感しました。

午後は、秋探しに平久川沿いの遊歩道に出かけました。紅葉した葉っぱに目を輝かせて関わるこどもたち。一つとして同じ形、同じ色が無い、自然の美しさ・面白さを存分に味わいながら、秋の自然を満喫しました。

公開日：2025年11月28日 14:00:00
更新日：2025年11月28日 18:20:22