江東区立平久幼稚園

１２日は、音楽会児童鑑賞日２日目でした。この日は、出演だけの予定でしたが、こどもたちが前日の１部の児童鑑賞会をとても集中して楽しんでいたので、２日目の２部も鑑賞することにしました。校長先生のお話では、「へきゅりん」だけでなく「へきゅっち」も応援に来てくれて、園児たちは嬉しそうに話を聞いていました。

昨日とは違う学年の合唱や演奏を鑑賞し、小学生の素晴らしいパフォーマンスに新たな刺激を受けたようです。ぱんだ組は、昨年度一緒に過ごした友達や交流していた６年生の中に自分のペアだったお兄さん・お姉さんの姿を見付けて喜んで応援していました。

幼稚園に戻ると、先生に「あの曲かけて！！」とりクエストしてすぐに再現して小学生を真似て踊り始めました。「そうだ！音楽会をやろうよ！」と合奏や歌や踊りなどやりたいことを出し合って、プログラムの順番を考える様子も見られました。２日目の音楽会を鑑賞したことが、遊びにも生かされこどもたちの「やりたい」につながりました。

３日目の１３日（土）は、音楽会の保護者鑑賞日でした。こどもたちは、小学生と同じ時間に登園し、ひと遊びしてから音楽会の準備をしました。ドキドキする様子も見られたので、保育室でみんなで歌ってパワーを注入しました。小学校の待機場所では、自分たちの出番まで「あおむしゲーム」をして遊び、気持ちをリラックスして入場しました。

大勢の保護者が参観している中でしたが、大好きな５年生が優しい歌声と温かい眼差しで支えてくれる安心感もあり、こどもたちは、ニコニコ笑顔でお話の世界をかわいい歌声で楽しく表現することができました。それぞれ自由に歌詞に合わせて動きをつけているお友達もいましたが、幼児たちの動きを真似て一緒に楽しんでいる５年生もいました。園児のかわいい歌声と５年生の優しい歌声が一つに重なって、素敵なハーモニーになりました。大きな舞台で堂々と表現し、ちょうちょになって晴れやかな表情で幼稚園に戻っていく姿が「はらぺこあおむし」の物語と重なり、こどもたちの成長を感じました。

公開日：2025年12月13日 15:00:00
更新日：2025年12月13日 16:35:57

平久小学校の音楽会１日目、児童鑑賞日でした。平久幼稚園の園児たちも小学生と一緒に参加しました。

ぱんだ組は、１年生のプログラムになると、去年一緒に幼稚園で過ごした友達を見付け、嬉しそうにしていました。どの学年の合唱も合奏も素晴らしく、園児たちの心にも響いたようです。食い入るように小学生の姿を見つめ、真剣な眼差しで鑑賞していました。

幼稚園のこどもたちは、交流を重ねている５年生と「はらぺこあおむし」を歌いました。大好きな絵本のストーリーをイメージしながらあおむしの気持ちになって歌いました。いつもは、元気に楽しく歌っている園児たち。今日は、大きな会場の雰囲気に緊張し、表情も少し堅い様子でしたが、５年生が素敵な歌声で後押ししてくれました。明日と明後日のあと２回、披露する機会があるので、楽しみですね。

自分たちの出番はドキドキでしたが、小学生の素晴らしい演奏に大感激して幼稚園に戻ったこどもたちは、さっそく自分たちで音楽会ごっこを始めました。かっこいい憧れの小学生になりきって、楽しそうに楽器を鳴らして楽しみました。

うさぎ組に、へきゅっちから素敵なお手紙が届きました。へきゅっちからのなぞなぞの問題を解きながら探検すると、宝箱を発見しました！中には、一人一人名前が入った「コマ」がありました。大喜びのこどもたちは、先生にやり方を聞きながら、初めてのコマ回しに挑戦しました。

コマを回すには、先ず、紐を巻き付けることが必要でした。なかなかできませんでしたが、諦めずに繰り返し挑戦する姿が見られました。いつかきっと回せるようになるでしょう。頑張れ！うさぎ組！

公開日：2025年12月11日 18:00:00

併設幼稚園の特色を生かし、今年度は、平久小学校の栄養士の先生、５年生の協力を得て、年間４回の給食体験を設定していただいています。年長ぱんだ組は今回で３回目。年中うさぎ組は、今回が初めての給食体験でした。

５年生の教室に入るのも初めてのうさぎ組は、少し緊張気味でした。配膳の時、教師が「上手に持てないと思うから、５年生に席まで運んでもらってもいいですか」と声をかけると、５年生から「私たちが後ろから支えるから大丈夫ですよ」という答えが返ってきました。そして、後ろから優しく園児たちのお盆を支えて、配膳を助けてくれました。

５年生は準備をすることも園児たちにとって大切な体験だと捉え、給食を受け取ったり運んだりすることも体験させてあげたいと思ってくれたのでしょう。５年生の思いやりの気持ちや、園児たちとの関わり方を自分たちで考える姿が素晴らしいと思いました。

５年生のお兄さん・お姉さんの優しい関わりの中で、うさぎ組の緊張もとれて、楽しく美味しく給食を食べることができました。

園児たちが食べる様子をずっと気に掛けながら、困ったことはないか気遣ったり、楽しいおしゃべりで盛り上げてくれたり、素敵な５年生との交流給食は、うさぎ組にとって貴重で楽しい体験になりました。

公開日：2025年12月10日 18:00:00
更新日：2025年12月10日 21:26:18

１２月に入り、町はすっかりクリスマスの雰囲気に・・・こどもたちの地元のショッピングセンターもイルミネーションが輝いています。幼稚園でも先日、子どもたちがツリーの飾りつけをして、この時期ならではの雰囲気を楽しんでいます。

ぱんだ組は、昨年のことを思い出し、「幼稚園にサンタさん来たよね」「今年も来てほしいな」とクリスマスの話で盛り上がり、「サンタさんになりたいな」「トナカイになってそりをはこびたい！」とクリスマスごっこが始りました。

「帽子を作ろう！」「洋服も！」自分がなりたい役を決め、材料や道具を選んで友達と一緒にアイテムや衣装づくりが始まりました。「ここ難しいから手伝って」「それどうやって作ったの？」友達と助け合ったり教え合ったりして、夢中になって取り組む様子が見られました。「あつ！違うところ切っちゃった！」「デザインってことにしたらいいんじゃない」「そうか！」とハプニングが素敵なアイディアに生まれ変わったり・・・

毎日、少しずつ作り進め、素材を生かし様々な材料を使って作る面白さや、イメージが形になっていく嬉しさを感じながら、工夫を凝らす様子が見られました。「見て見て！」と先生や友達に披露して「いいね」「すごいね」と互いに認め合う姿も見られます。

そして、衣装が出来上がると「プレゼント作ろうよ！」と子どもたちのイメージは更にどんどん膨らんでいきました。「何にしようかな？」「私は、時計にしよう」「私はぬいぐるみ」と次々とアイデイアが生まれてきます。材料箱からイメージに適したものを自分たちで選び、試行錯誤しながら自分で作り上げる充実感や嬉しさを味わっています。「明日は○○を作るんだ！」と翌日への意欲も見せていました。これからどんな風に遊びが展開されるのか楽しみですね。

公開日：2025年12月10日 18:00:00
更新日：2025年12月10日 19:45:33

年長組・年中組で一緒にこどもかいを創り上げたことで、学年を越えた友達関係が深まっています。

今、子どもたちの中で「ごちゃまぜこどもかい」が大ブームで、登園すると「今日もやろうよ」と誘い合い、いろいろな役になって表現することを楽しんでいます。

全部の役の動きや台詞が分かっているので、全ての役をやってみたいようで、日替わりで「今日はこの役になりたい！」とお友達の衣装を借りて、役らしい表現をすることを楽しんでいます。同じ幼稚園の仲間！としてのつながりを感じながら、自分たちで創った自慢の劇を繰り返し楽しんでいます。

地震を想定した避難訓練を小学校と合同で行いました。非常時にどのように行動するべきかということが身に付いて、放送をよく聞き、落ち着いて避難することができました。普段聞きなれた幼稚園の先生の声だけでなく、小学校の先生の話にもしっかりと耳を傾けることができ、立派でした。

公開日：2025年12月05日 17:00:00

木々が紅葉したり、葉が落ちたりと秋の深まりを感じる「木場千年の森」へ探検に出掛けました。森に入ると「まっかな秋だね」と歌の歌詞を思いうかべ大喜びでした。

秋の探検カードを持って、ぱんだ組・うさぎ組のなかよしチームで、探検しました。こどもたちは、諸感覚を使って様々なことを感じ、気付きや発見を友達と共有していました。

お気に入りの秋の葉や木の実を見付けると、宝物のように大事にお散歩バッグにしまって、嬉しそうに先生や友達に見せていました。色や形の違いを比べたり、ギザギザ・ふわふわ・カサカサ・ちくちくなど感触を楽しんだり、初めて見る植物に興味をもって発見を喜んだり・・・感性を研ぎ澄ませながら、秋の自然の美しさを楽しむ様子が見られました。

ホールでは、先週の「こどもかい」の楽しかった経験を再現し、こどもかいごっこを楽しむ様子が見られました。役を交代して、本当の役のお友達がアドバイスしながら進めていました。みんなどの役になっても台詞も動きも自然に出てきて役になりきる姿に、こどもかいがこどもたちにとって本当に楽しい経験だったことが感じ取れます。こどもたちのこどもかいは、まだまだ、続きそうです。

公開日：2025年12月01日 16:00:00

今日はおうちの方を招待して「こどもかい」を行いました。自分たちで力を合わせて創り上げた劇「もりのなかのふしぎなあな」をおうちの人たちに観てもらうのを楽しみにしていたこどもたちは、ドキドキするよりワクワクする気持ちの方が勝っていたようです。元気いっぱい楽しみながら表現していました。

ぱんだ組は、自分の役だけでなく、背景を場面ごとに変更したり、音響の役割を担ったりして見えないところでも劇が楽しくなるような工夫をしていました。ハプニングがあっても、友達と助け合い立て直そうとする姿もあり、年長として劇を中心になって進めていこうとする逞しさを感じました。役になって表現する楽しさ、仲間とのつながり、友達と力を合わせる喜びや充実感を感じながら、最後までにこにこ笑顔で表現することができました。

劇の後は、みんなで気持ちを合わせて歌や合奏に取り組みました。うさぎ組は、楽しく歌い、ぱんだ組は歌詞の意味を考えながら心を込めて歌いました。最後の曲「あおいそらにえをかこう」は、幼稚園の仲間としての一体感を感じる歌声でした。みんなで創り上げた「みんな　かがやく！こどもかい」は、大成功でした。おうちの方からたくさんの拍手や嬉しい感想を直接聞くことができたこどもたちは、大きな喜びと満足感を感じることができたようです。

こどもかいが終わった後、「そういえば、まだピクニックしてなかったよね。」という声があがりました。劇の最後は穴の中から抜け出して「ピクニックをしよう」「みんなでダンスをしようよ」と楽しくダンスを踊って幕が閉じるのですが、こどもたちのイメージはまだ続いていたようです。

そこで、昼食時に劇で使った森で、役になってピクニックを楽しみました。お弁当を食べながら楽しそうに会話を交わす姿から、こどもたちにとって、こどもかいの劇は行事として途切れてしまうのではなく、行事も遊びも生活も全てつながっているということを実感しました。

午後は、秋探しに平久川沿いの遊歩道に出かけました。紅葉した葉っぱに目を輝かせて関わるこどもたち。一つとして同じ形、同じ色が無い、自然の美しさ・面白さを存分に味わいながら、秋の自然を満喫しました。

公開日：2025年11月28日 14:00:00
更新日：2025年11月28日 18:20:22

明日の「こどもかい」本番に向けて、こどもたちの意欲はますます高まりを見せていました。リハーサル後に、動画で自分たちの姿を客観的に観たこどもたちは、「もっとこうしたな」と更に工夫を重ねる様子が見られました。

ぱんだ組がうさぎ組を誘って、動きを確認したり、衣装を更に素敵にしたいと飾りを増やしたり・・・

うさぎ組は、ぱんだ組の衣装に刺激を受けて、色紙やミラーテープ・モール・レースペーパーなどいろいろな材料を使って、「こうしたいな」を実現させながら夢中になって作る様子が見られました。自分たちだけでは気付かなかったことも、ぱんだ組と一緒に活動する中で「やってみたい」と心を動かし、体験を増やしています。

戸外でも仲良く一緒に鬼遊びを楽しむ様子も見られます。鬼遊びのルールや稼働遊具も遊びに活用できることなど、ぱんだ組が自分たちが経験してきた遊びをうさぎ組に伝承し、平久幼稚園の遊びの文化がつながっていきます。

園庭の自然環境も秋から冬へと移り変わる中で、今までとは違う気付きがあるようです。ぱんだ組は、スコープを使ってじっくり観察して新たな気付きや発見を楽しんでいました。

うさぎ組は、虫メガネで地面の砂利や足跡、小さな虫などをじっくり見て、小さいものが大きく見える面白さに心を動かし、友達と一緒に楽しんでいました。

さあ、いよいよ明日は「こどもかい」です。自分たちで創ったオリジナルのお話を劇で表現したり、歌や合奏にも取り組みます。おうちの方に見ていただくのが楽しみですね。

公開日：2025年11月27日 17:00:00
更新日：2025年11月27日 18:39:33

ぱんだ組、うさぎ組が力を合わせて取り組んできた「こどもかい」が間近にせまり、今日は、アゼリヤ保育園と平久小学校なかよし学級１・２年生を招いて、リハーサルを行いました。

これまで、みんなで考えたお話を、自分がなりたい役になって伸び伸びと表現することを楽しんでいたこどもたちでしたが、大勢のお客さんに見てもらうのは今日が初めてでした。緊張してしまうかなという教師の心配をよそに、お客さんに見てもらえることを喜んで、元気いっぱい表現する様子が見られました。

ぱんだ組は、自分で作った衣装を身に付け、役らしい動きや言葉を工夫する様子が見られました。うさぎ組も、ぱんだ組にタイミングや動きをリードしてもらいながら、楽しそうに表現する様子が見られました。

劇のあとは、友達と気持ちを合わせながら歌や合奏にも取り組みました。お客さんにたくさん拍手をもらったり、「楽しかったよ」と感想を言ってもらったりして、嬉しかったようです。大勢のお客さんに見てもらえたことは、「もっとこうしたいな」「お家の人にも見せたい！」と更なる意欲につながったようです。

公開日：2025年11月25日 19:00:00
更新日：2025年11月25日 20:15:22

５年生が幼稚園の砂場を使って理科の授業を行っていました。みんなで作った大きな３つの砂山を使って、「流れる水の働き」について考え、予測し、検証する授業でした。すぐ近くで遊んでいた幼稚園のこどもたちは、直ぐに興味をもち、５年生の授業に一緒に参加しました。

こうかもしれないと、仮説を考える場面では、園児たちも５年生に混じって挙手をして考えたことを発表していました。考えたことを検証するために、先生が実際に水を流してみると、削って（浸食）、運んで（運搬）、積もらせる（たい積）する３つの働きをすることが分かりました。

授業の後、５年生は園児たちのために、授業で使用した砂山をそのまま残しておいてくれました。それを見て、さっそく自分たちで水を運んで試し始めました。今日は、園庭によく日が当たりポカポカ陽気だったので、裸足になって水を流し「山が削られていく」「足が流れた砂で埋まっちゃった」「今度はこうしてみよう」と夢中になって様々な試しを楽しむ姿が見られました。

水をいっぱい流すと水の働きの力が強くなることにも気付きました。じょうろの先を砂山に斜めにさしてみると、自動で水が出る装置もできました。４か所から水が合わさって流れる様子や、角度によって削れ方が違う現象に面白さを感じ、繰り返し試しながら探究を深める様子が見られました。遊びは、学びですね。

公開日：2025年11月21日 13:00:00
更新日：2025年11月21日 21:54:28